高槻 高槻市 皮膚科 形成外科 脱毛
	Aさん(28歳、女性)は、サーフィンが趣味で休日は海岸にいることが多い。Aさんは数ヶ月前から前胸部や腕に皮疹がみられ、日焼け後の疲労も強くなり、先月からサーフィンに行くことができなくなっていた。また数週間前から関節痛、微熱、倦怠感があり、2日前から39℃台の発熱が続いたため受診した。血液検査等の結果、全身性エリテマトーデス(SLE)を疑われ、緊急入院になった。
 
		
問題100
 
		
 
		Aさんは顔面が赤くなっていることに驚き、「頬のあざのようなものは消えるのでしょうか」と医師に尋ねた。医師は「治療の効果が出てくれば消えます」と説明した。
 
		
 
		Aさんは顔面の発赤で最も考えられるのはどれか。
 
		
 
		 1 ばら疹
 
		 2 蝶形紅斑
 
		 3 結節性紅斑
 
		 4 伝染性紅斑
 
		
 
		
Aさんのパスル療法による副作用への看護師の対応で適切なのはどれか。
 
		
 
		 1 病室の外でマスク着用を勧める。
 
		 2 水分摂取は800ml/日にする。
 
		 3 かつらの販売業者を紹介する。
 
		 4 口すぼめ呼吸法を勧める。
 
		
例  膠原病とその特徴的な症状の組合せとして誤っているのは 
 
 1 皮膚筋炎          ―  ゴットロン徴候・ヘリオトロープ疹・間質性肺炎・筋力低下
 2 慢性関節リウマチ      ―  関節腫脹・関節痛・リウマチ結節
3 多発性動脈炎 ― 皮膚の硬化・レイノー現象
 4 全身性エリテマトーデス   ―  蝶形紅斑・関節炎・心外膜炎・腎炎